「マクロミルの無料集計ソフトみたいに、サクっとクロス集計まわしてぇ~~~っ!!」
現状、R言語でクロス集計をサクっとやろうすると、上記集計ソフトと比べると、色々苦労することがあります。例えば、「Rコマンダー」というGUI環境を使えばそこそこ楽になりますが、動作が若干モッサリしていたり、UIがそっけなかったりで・・・。
そんな皆さんに朗報!「rpivotTable」入れちゃいなよっ!
R界隈のエントリーで若干バズっていたので試してみたのですが、これ、いいですねぇ~♪
インストールも操作もメチャクチャ簡単に出来ちゃいます。
※Rstudioのバージョンが古いとインストールがコケる模様です。バージョンアップ後、再度「install.packages()」で通りました。
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# パッケージのインストール。Rstudioからは[Tools→Install Packages]で。
install.packages("rpivotTable")
# パッケージのロード。
library(rpivotTable)
# お決まりのirisデータセットで。
rpivotTable(iris)
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あとは、アウトプットのご紹介。まずはデフォルト画面。
表頭の上にあるグレーゾーン(「Sepal.Length」等のオブジェクトがあるところ)から、随時集計したいデータ項目をドラッグ&ドロップする仕組みです。超簡単!
上記で「Species」と「Sepal.Length」でクロス集計表にしたもの。まぁ、見易いですね。
同じクロス表に棒グラフを入れたもの。実務上、あまり使ったことないけど、あら、いいじゃない。
個人的には、是非実務でも使ってみたい「Heatmap」。Excelでハッチングかけるの、面倒なんですよね。
こちらはTreemap。まぁ、実務ではあまり使わないかな。
「Line Chart」。R言語とは思えない「シュッ」とした感じ。いいですねぇ・・・うっとり。
積み上げ棒グラフもサクッといけちゃいます。サマリー版のWEBレポートとかなら使ってもいいかも。
「Area Chart」。ディスプレイ広告の分析レポートとかで使ってみたら?>相沢さん
現時点では日本語は通らないようで、クロス集計上、文字化けしちゃいます。
あと、やっぱり「マルチアンサーのクロス集計」は一括では出来ない模様(そりゃそうだね)。
若干、気になる点はありますが、リリース直後としては、本当に秀逸なパッケージです。
是非、一度、お試しあれっ!!
<参考ページ>
【R言語】どうしても「ディープインパクト」全産駒の内訳を集計したくなったの<前処理編>。
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/10/r.html
AEIが優秀な種牡馬を調べてみたら・・・やっぱりディープ(略)
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/10/aei.html
過去5年間のリーディングサイアー成績を眺めてみた~ディープインパクトって実際・・・
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/10/5.html
(R言語)readHTMLTable関数でJ2の順位を音速で抜き出す。
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/07/rreadhtmltablej2.html
無料のスクレイピングサービス「import.io」が脅威の進化!(いつのまにか)
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/08/importio.html
【R言語】data.frameの列名変更は全部上書きで。
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/09/rdataframe.html
【R言語】競馬データで「rbind関数」の使い方を覚えよう!
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/09/rrbind.html
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