2015年4月3日金曜日

北海道労働局「有効求人倍率の推移」をグラフ化してみた。

 先日、北海道労働局より「月間有効求人倍率」が発表されました。興味があったので、ここ数年の「安定所別有効求人倍率の推移」をグラフにしてみました。
※平成25年度までの推移なのでご留意ください。

 下記は、全国と全道の時系列比較です。

 

 道内の有効求人倍率は2010年2月から61ヶ月連続で改善を続けているものの、全国と比べると低いのが良くわかりますね。実際、道内で職探しをしている方も中々決まらないと伺うことも多い気がします。昨今、株価は上昇基調にありますが、道内景況感含めてあまり良い状態とはいえませんし。。

  ご参考までに、各ハローワーク拠点別の推移です。同じデータをハロワ拠点別に時系列で眺めながら、「全道」との比較で高低をハッチングしてみました。


 このままでは数字が小さく見えるのでクリックして拡大してください。
ローカルエリアの有効求人倍率が高く見えますが、もちろん、「好景気」ってわけではありません。実際、「就業者数」で見ると減っている地域が多く、それ以上に「働き口」が減っているので見かけ上、このようなスコアになっていることも影響しています。

 実際、北海道労働局が平成27年3月27日に発行したレイバーレター(もうちょっと、馴染みやすい名前の方がいいのでは(笑))を見ると、ローカルエリアの不調がはっきりと分かります。


 嗚呼、我が故郷、北見市も前年比マイナス(T。T)
今月に入って北海道庁はじめとして「地方創生」案件も増えてきましたが、この取組みを通じてローカルにおける雇用創出にも寄与したいものですね。

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