・・・札幌の広告会社でマーケティングプランニングしていて、ちょっとイヤな汗をかく瞬間です(笑)
だってね、
「ガチの商圏分析する仕組みなんて、道内の広告会社がそうそう持てないっす・・・」
って話でございます。。そりゃ、欲しいんですけどね。
そんなとき、役に立つのが、「地図による小地域分析(jSTAT MAP)」です。
以前は「次世代統計利用システム(統計GIS機能)」と呼ばれていたのですが、平成27年1月20日から当名称で本格運用されています。
「地図による小地域分析(jSTAT MAP)」とは:
政府統計データをGIS(Geographic Information System:位置に関連づけられた様々な情報を、作成、加工、管理、分析、可視化、共有するための情報技術)機能を使って、グラフィカルにアウトプットする仕組み。利用申請は必要なものの、無料で利用可能。
■当システムに収録されているデータ
<国勢調査>
<事業所・企業統計調査>
<経済センサス>
とりあえず、僕の実家がある「北海道北見市」でレポートを作ってみましょうか。
(1)「地図による小地域分析(jSTAT MAP)」ページでログイン
利用申請を済ませた後、以下のURLからログインしてください。
まずは、「北海道」をクリックします。
https://jstatmap.e-stat.go.jp/gis/nstac/
(2)GIS画面左上のテキストボックスに住所入力
マウスで選んでもいいですが、面倒なので、「北見市」とでも入力しておきましょう。
プルダウンで詳細住所一覧が表示されますが、とりあえず「北見市」で。
(3)地図上にプロットを落とす
今回は北見駅中心にどれだけ人口が居るかを分析するので「北見駅」にプロットを落とします。
今回は北見駅中心にどれだけ人口が居るかを分析するので「北見駅」にプロットを落とします。
(3-2)「リッチリポート」をクリック。
(3-3)まずはデフォルトのままでいいです。そのまま「次へ」。
(3-4)「エリア」:今回は「半径2(1km以内)」。
「調査地点」:「北見駅」をクリック。
「リッチレポートを作成する」をクリック。
「調査地点」:「北見駅」をクリック。
「リッチレポートを作成する」をクリック。
たったこれだけです。慣れると2~3分で以下のようなレポートをリッチに作ってもらえます(笑)
「経済センサス調査」等は実施時期がやや古かったりするので留意が必要ですが、それでも初動の「商圏分析」としては十分なアウトプットではないでしょうか。
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