2015年5月3日日曜日

北見市人口データを地域経済分析システム(リーサス)で覗いてみた。

 「地方創生」で話題沸騰の「地域経済分析システム(リーサス)。
当ブログでも「札幌市」を例に全機能をザラっと眺めてきました。

<追記>
「resas 見れない」といったキーワードで検索されている方へ。
RESASはクローム(Chrome)でしか正しく見れません。
Firefoxだと途中までは表示されますが、集計アウトプットは出力されないので、必ずChromeを使ってください。
ちなみに、Linux環境で「Chromium(クロミウム)」を使用されている方もいるかもしれませんが、こちらも途中までしか表示されません。Linux環境でもChromeブラウザがありますので別途インストールしてください。


<参考ページ>
(速報!!)「地域経済分析システム(RESAS(リーサス))」がリリース! http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/04/resas.html

札幌市の人口データを「地域経済分析システム(RESAS(リーサス))」でゴニョゴニョしてみた。 http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/04/resas_23.html

札幌市の観光データを「地域経済分析システム(RESAS(リーサス))」で見ると・・・ http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/04/resas_25.html



 今回はせっかくなので、私の生まれ故郷である北見市を例に見ていきます。
まずは、北見市の人口推移です。おさらいですが、年齢3区分は以下定義となります。

・年少人口:0〜14歳
・生産年齢人口:15〜64歳
・老年人口:65歳以上

 こちら、2010年時点の総人口:132,061人をピークに社人研(国立社会保障 人口問題研究所)の推計値も含め減少の一途を辿っています。1995年には、年少人口と老年人口が逆転していますね。


上記を年齢3区分別に人口増減で推移を眺めると、2040年には老年人口すら減少に転じる見込みになっています。


今度は、「自然増減」「社会増減」で推移を確認してみます。
念の為、文言の定義を記載しておきますね。

・自然増減・・・当該エリア(この場合は北見市)における出生・死亡の増減
・社会増減・・・当該エリア(この場合は北見市)における転入・転出の増減

全体を俯瞰すると、「自然増減」よりも「社会増減」の方が減少インパクトが大きいことがわかりますね。残念ながら、様々な要因で北見市から転居されている背景が見てとれます。


ちょっと横道にそれますが、道内各自治体の合計特殊出生率をグラフ化したものです。赤色が出生率の高い自治体です。道庁の資料でも言及されていますが、漁業が活発なエリアが高くなっていますね。


 北見市の転入・転出人口も簡単にアウトプット出来ます。
僕は全然知らなかったのですが、「網走市」からの転入がこんなに多いんですね。
転出はやっぱり札幌市がトップとなっています。ずいぶん前のお話ですが、僕も高校までは北見市、大学からは札幌市(正確には江別市ですが)に進学のため転出しました。

 確かに、北見市には北見工業大学がありますが、進学に関する様々な志向性に答えられる教育環境の整備も人口減少おいて重要な要素かもしれませんね。



次回は、他のメニューでも北見市のデータを眺めてみる予定です。
また、弊社マーケティングプランナーの相沢直人も下記エントリーで小樽市をウォッチしているので、是非ご覧ください。


地域経済分析システムRESAS(リーサス)で小樽市を分析してみた!
http://designhokkaido.blogspot.jp/2015/04/resas.html

(続き)地域経済分析システムRESAS(リーサス)で小樽市を分析してみた!
http://designhokkaido.blogspot.jp/2015/04/resas_26.html
 

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