2015年5月5日火曜日

「消極的理由」による「ネット広告」へのシフト in 札幌

 ゴールデンウィークですね。
実家に戻ると毎回ジーパンがキツくなって辛いです・・・。

 こんなノンビリした時間を過ごしていることもあるので、「札幌界隈の広告業界で最近気になっていること」について書いてみます。まぁ、日常の雑感と言いますか、小話程度にご覧ください。
今回は「「消極的理由」による「ネット広告」へのシフト in 札幌」について。
※自社の我田引水的な、ポジショントークをするつもりはないので、変な勘ぐりはしないでください、ぷりーず。
※「それ、すでに起こってね?」的なご指摘はゴモットモかと。甘んじて受けますです。



「ようやく、やっと、札幌でもネット広告を評価するお客様が増えてきましたね〜。でもまだまだですね〜」。

札幌で拠点を構えてネット広告の普及に勤しんでいる某社の方から毎月のように伺う言葉です。全国のローカルエリアに進出し、ネット広告の需要喚起を狙い頑張っているようですが、思ったよりうまく行っていないようですね。

ただ、最近、弊社営業さんからは、こんな相談をよく受けます。

「今回は予算が減ったので、エリア絞ってネットのディスプレイ型広告を」
「月末までなんだけど、道新に出すほどお金もないんで。セグメント限定してネット広告でさー」

 こういった消極的な理由なので、ネット広告専業の方からすると「イラッ」とするかもしれませんが、確かにこんなケース、増えています。

 最初は「低コストでも/準備期間が少なくても始められる」的なノリではありますが、問題はこのあとです。弊社では、どんなに低額でも毎月ネット広告に関しては「成果レポート」を提出しています。そこには「ターゲット絞って、月に10万円使って、インプレッションが数百万回で、クリック率が〜、クリック単価が〜」といった数字が並ぶわけです。

 いままで全くPDCAをやってこなかったクライアント側からすると、こういった数字に触れること自体、結構新鮮なようです。道外の広告関係者やネット広告の最前線で戦っている方から見ると「何言ってんの?普通じゃん」な世界かもしれませんが、一部の先進的な企業を除き、札幌界隈はまだまだこのレベルです。

 既に弊社クライアントでも
「チラシ打っても戻り全然ないし。これからは(効果検証出来る)デジタルしかやらない」なんておっしゃる方もいます。
(ちゃんとセグメント出来るポスティング等も活用すれば、効果出せるケースもまだまだあるんですがね)

 とはいえ、実際に前述のような経緯でネット広告を使って頂くと、その、後従来型の広告に対して及び腰になり、結果的にネット広告にシフトしちゃっているというお話です。
これ、現場レベルでもあまり言及されませんが、札幌広告業界においては、かなり興味深い流れだと思っています。

 2015年5月20日(水)から、Yahoo! JAPANのスマホトップページがタイムライン化されます。札幌広告業界で益々ネット広告が勢いづいてもらいたいものです。

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