本日(15年5月1日(金))のYahoo!ニュースで「子供のスマホ利用」に関するニュースが話題になっていましたね。
「寝る直前までスマホ」半数超=学業影響か、改善に手引書―文科省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150501-00000004-jij-soci
ネタ元はこちらの文科省が行った調査です。
睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/katei/1357460.htm
当ブログでも何度か紹介していますが、弊社、社会貢献活動の一環として「ネットリスク啓蒙講座」を実施しています。今年は大学2校・高校1校で実施済みですが、昨年、
「小さな子どもがいる両親向けネットリスク啓蒙講座」を自主企画として行いました。
こちら、弊社が札幌で運営している若いママさん向けフリーペーパー「クルール」の特別講座として実施したのですが、当日は札幌のテレビ局さんも撮影に来ていただき、大変熱気のある講座となりました。
クルールさっぽろ
http://sapporo.couleur-mama.net/
当講座開催前に、クルールさっぽろの「ママサーチ」とインサイトの「インサーチ」モニターに対し、「札幌市及び札幌圏内における子供のネット利用実態」について自主調査を行ったのですが、いやー、正直、結果を見て心配になりました。
健康との兼ね合いについては、前述の文科省調査をご参照いただくとして、こちらでは、「親が子供のネット利用に対し、どのような態度をとっているか」について一部ご紹介します。
※昨年8月に実施したものなので、その点は鑑みてご覧ください。
まずは、子供が所有している「インターネット接続可能なデバイスに何らかの技術的な制限をかけているか」というデータですが、 「小学生の子供を持っている親(以降:小学生)」は約1割が無制限。「中学生」では約3割にのぼります。うーん、これ、正直無謀だと思います・・・。
それでは、「口頭での使い方ルール」的なものを設定しているかと言うと、「中学生」では約2割が無制限。先日のエントリーでも書きましたが、最近は動画系SNS等も人気になっています。何も歯止めが効かない状態で、この年頃のお子さんが使い続けたら・・・どうなるかわかりますよね。。
ちなみに、子供の学齢と親子間の会話頻度を見ると、こんな感じ。大きくなると会話が減るので、ますます心配ですね。
他にも色々と調査データを紹介したのですが、今回ご紹介した講座では「最終的には、親子間でしっかりと会話をし続けることが一番大切」という点を繰り返し強調しました。
技術的な対策も重要なのですが、いくら気をつけてもやはり限界がありますので。
(野良Wi-Fiや友人宅のネット環境で無制限に利用する等、いくらでも抜け穴はありますし)
今年、機会があれば、是非2回目のママさん向け講座、やってみたいですね。
<参考ページ>
札幌藻岩高校で全校生徒向け「ネットリスク講座」を実施。
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/04/blog-post_28.html
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