「なんだかすごく難しそう・・・」と思うかもしれませんが、このフェーズに限って言えば結構簡単です。若干古い資料ですが、具体的な算出方法は「平成26年10月20日付」で「内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局」から手引書も出ていますので。
まち・ひと・しごと創生本部
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/
※「「地方人口ビジョン」の策定にあたっての参考資料」をクリック
こんな表紙の資料です。
んじゃ、作業スタート!
※ここでは「北海道」を例に進めます。
1.政府統計ページにアクセス
下記「政府統計 e-Stat」の「時系列データ > 男女、年齢、配偶関係」にアクセスしてください。http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001007702
2.全国、都道府県別データの取得
「表番号5 年齢(3区分)別人口-全国,都道府県(大正9年~平成22年) 」をダウンロード。全国と各都道府県別の年齢3区分別人口がExcelになっています。
3.1シートに都道府県別データを統合
今回の「地方創生」における重要なお題目のひとつ「都市部への人口集中を緩和」を勘案すると、東京都辺りの人口と比較しながら人口推移を見るべきかなと。もしくは、ベンチマークする他のエリアとの比較だって有意義ですよね。ということで、「手引書」には書いていないのですが、僕は1シートに都道府県データをコピペしました。データの並びはどのシートも同じなので、コピペをミスらなければ、カラムずれもないはず。こうしておくと、他の府県をベンチマークする場合が別途発生してもスピーディーにデータ抽出できますよね。
また、元データは元号になっており、時系列分析に向かないので西暦に直しました。
※コピペミスを防ぐために、セルに色付けしています。
4.オートフィルタで都道府県抽出
過去人口データで抽出したい都道府県をオートフィルタで抽出してください。ピボット使える方はそちらでどうぞ。ここでは「北海道」と「東京都」のデータを抽出しました。5.社人研サイトにアクセス
将来の人口推計を算出している「国立社会保障・人口問題研究所(社人研)」にアクセス。http://www.ipss.go.jp/
こちらの「将来人口推計・世帯数」をクリックし、「日本の地域別将来推計人口(都道府県・市区町村)」→「3. 男女・年齢(5歳)階級別の推計結果」をクリックしてください。
6.将来推計人口を引用
特別な集計をせずとも、都道府県別に2040年までの人口が既に算出されているので、そのまま引用してください。7.グラフ化
とりあえず、「手引書」も参考にしながら作ってみました。具体的な分析内容等は次回以降で。なお、地方自治体関係の方等で 「人口動向分析・将来人口推計」や「総合戦略策定」でお困りでしたら何かお役に立てるかもしれないので、ご遠慮なくお声掛けください。
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