2015年3月10日火曜日

札幌で企業向け「カスタマージャーニーマップ」研修やりました。

 私がいま勤めている会社でのお話。
札幌の広告会社では比較的珍しい「マーケティング」の専門部署があり、一応、私、マーケティング室の責任者をやらせて頂いています。

 「インターネットリサーチ」「データマイニング」「インターネット広告」等、比較的新しいマーケティング手法も含めて積極的にやっていこう! というのが弊室の方針なこともあり、先日新たに実施したのが・・・


「カスタマージャーニーマップ(CJM)」!!

 

 
 








 以前からやってみたかったのですが、札幌市内で宿泊関連のサービスを営んでいるクライアント企業様から「顧客満足度と客単価アップにつながる、実践的なマーケティング研修を!」とご依頼を受け、提案させて頂いたところ、即実施となりました。

 この「CJM」、簡単に言うと、ある特定の顧客像を想定し、この顧客がサービスや商品を通じてどのような顧客体験をするか、顧客が体験するプロセス毎に分析し、マップに落とし込む手法のことを言います。


 研修当日は、実際にクライアント企業の担当者様10名程度に現場を闊歩していただき、顧客視点での課題点を抽出して頂いたのですが、予想以上のボリュームで担当者様もヒートアップ! 結局、当初2時間の研修時間が2時間半となっても終わらず、まとめは次回持ち越しとなりました。

 「札幌って東京でやるような進んだマーケティング手法ってあまりニーズないんだよねー」と、札幌界隈の関係者は良く口にしますが、正直、僕はそう思っていません。
提案する方の工夫次第でしっかりと理解してくださるお客様は絶対に居るはずです。

 今年はCJMに限らず、どんどん新しい手法にトライしていこうと思っています!

 あと、今回の研修を担当した弊室マーケティングプランナー:相沢直人のブログはこちら。「人間中心設計:UX」の専門資格を有している札幌でも珍しいプランナーです。

北海道で生き抜くために Design HOKKAIDO blog デザイン北海道ブログhttp://designhokkaido.blogspot.jp/

2015年3月7日土曜日

「農業女子プロジェクト」マーケティング研修 in Sapporoやりました。

 ブログにアップし忘れてましたが、先月(2015年2月)、最近話題になっている「農業女子プロジェクト」の皆様にマーケティング研修をさせて頂きました。

農業女子プロジェクトとは

「農業女子プロジェクト」は、女性農業者が日々の生活や仕事、自然との関わりの中で培った知恵を様々な企業のシーズと結びつけ新たな商品やサービス情報を社会に広く発信し、農業で活躍する女性の姿を多くの皆さまに知っていただくための取り組みです。
(農水省ページより引用)




































 ※奥で話しているスーツのオジサンが僕です。

 最近、「地方創生」の流れもあり、道内の農業振興を目的としたイベントにもプロジェクトの皆さんが取り上げれ注目度が増しています。とはいえ、道内に限らず農家を取り巻く状況は厳しくなっており、「農業女子」の皆さんも日々危機感を感じているそうです。
そのため、「農家さん向けマーケティング研修を!」とお願いされた次第でして。


 実は、自分も東京の広告代理店に居た後、諸般の事情があり2年半ほど農家をやっておりました。ちなみにその前はインターネットリサーチ会社の経営企画なんかもやっておりまして、たまに自分の履歴書を見ると我ながらメチャクチャなキャリアだなぁと感じます(笑)


 そんな経験もあったので、こんなお題目で話させて頂いたところ、予想以上に喜んで頂いて、内心ホッとしました^^;

「1.農家時代に自分も苦労したこと」
「2.苦境を乗り越えた時に行った、農家として無謀なチャレンジのこと」
「3.様々な制約(お金使うな、勝手なことするな的な・・・)の中で工夫したこと」
「4.ゼロ円マーケティング(お金使わずに集客する方法等)」
「5.マーケティング・データ分析の基礎」


 今回は、札幌で実施させて頂きましたが、もし道内他エリアで「マーケティング研修」等をご希望でしたら検討させて頂きますのでお声掛けください。

(地方創生)「地方人口ビジョン」に関する人口動向分析・将来人口推計方法

「地方創生」の「地方版総合戦略策定」における「人口動向分析・将来人口推計」のやり方について記載します。

 「なんだかすごく難しそう・・・」と思うかもしれませんが、このフェーズに限って言えば結構簡単です。若干古い資料ですが、具体的な算出方法は「平成26年10月20日付」で「内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局」から手引書も出ていますので。

 まち・ひと・しごと創生本部
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/
※「「地方人口ビジョン」の策定にあたっての参考資料」をクリック

こんな表紙の資料です。





















んじゃ、作業スタート!
※ここでは「北海道」を例に進めます。

1.政府統計ページにアクセス

下記「政府統計 e-Stat」の「時系列データ > 男女、年齢、配偶関係」にアクセスしてください。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001007702


2.全国、都道府県別データの取得

「表番号5 年齢(3区分)別人口-全国,都道府県(大正9年~平成22年) 」をダウンロード。
全国と各都道府県別の年齢3区分別人口がExcelになっています。

















3.1シートに都道府県別データを統合

今回の「地方創生」における重要なお題目のひとつ「都市部への人口集中を緩和」を勘案すると、東京都辺りの人口と比較しながら人口推移を見るべきかなと。もしくは、ベンチマークする他のエリアとの比較だって有意義ですよね。

 ということで、「手引書」には書いていないのですが、僕は1シートに都道府県データをコピペしました。データの並びはどのシートも同じなので、コピペをミスらなければ、カラムずれもないはず。こうしておくと、他の府県をベンチマークする場合が別途発生してもスピーディーにデータ抽出できますよね。

 また、元データは元号になっており、時系列分析に向かないので西暦に直しました。
※コピペミスを防ぐために、セルに色付けしています。












4.オートフィルタで都道府県抽出

過去人口データで抽出したい都道府県をオートフィルタで抽出してください。ピボット使える方はそちらでどうぞ。ここでは「北海道」と「東京都」のデータを抽出しました。


5.社人研サイトにアクセス

将来の人口推計を算出している「国立社会保障・人口問題研究所(社人研)」にアクセス。
http://www.ipss.go.jp/

















こちらの「将来人口推計・世帯数」をクリックし、「日本の地域別将来推計人口(都道府県・市区町村)」→「3. 男女・年齢(5歳)階級別の推計結果」をクリックしてください。


6.将来推計人口を引用

特別な集計をせずとも、都道府県別に2040年までの人口が既に算出されているので、そのまま引用してください。


7.グラフ化

とりあえず、「手引書」も参考にしながら作ってみました。具体的な分析内容等は次回以降で。
なお、地方自治体関係の方等で 「人口動向分析・将来人口推計」や「総合戦略策定」でお困りでしたら何かお役に立てるかもしれないので、ご遠慮なくお声掛けください。







2015年3月2日月曜日

「串鳥」の新業態「イタリアン&ワイン酒場」のお店「TANTO(タント)」に行ってきた!

札幌・北海道で有名な、僕らの!僕らの!「串鳥」さんが新業態「イタリアン&ワイン酒場」のお店「TANTO(タント)」をはじめましたよっ!

我々、札幌駅周辺のビジネスマン御用達のランチ場所といえば「串鳥」ですよね。
もーね、あんだけ安くてたんまり食えたら入り浸りになりますよ。

で、本日からその「串鳥」さんが「TANTO」というお店をオープンしたので早速行ってきました。








ちょうどランチ時だったのですが、店内ほぼ満席でした。
それもそのはず、本日(15年3月2日)と明日(同3月3日)はドリンクつきで500円の特別価格だから!





店内こんな感じ。いい意味で結構「串鳥」っぽくない、おしゃれな店内になっています。
これなら、夜に軽くいっぱいひっかけに来てもいいですね。





パスタメニューです。 どれも700円。このあたりではお手ごろな価格帯ですね。
ちなみに、特別価格で500円となっていますが、これでドリンクつきです。大盛りも+150円で頼めますよ。




ちょっとしたサラダもついています。






パスタ(ボロネーゼ)の大盛りです。 ちゃんと食べやすいように麺をカットして頂いているのがニクイです。





ピザ(マルゲリータ)です。こちらは普通サイズですが、結構美味しかったですよ。




最後に店舗情報。明日もワンコイン価格なので是非!^^

串鳥のワイン酒場TANTO タント
ホームページはこちら。
■〒060-0003
■札幌市中央区北3条西2丁目アストリア札幌ビル1F
■TEL 011-251-7410
■席数 48席
■営業時間 PM 4:30~AM 0:30(ラストオーダー AM 0:00)
■ランチタイム(全席禁煙) AM 11:00~PM 2:00 月曜~土曜(日・祝日休み)
■定休日 1/1・12/31


















2015年3月1日日曜日

「地方創生」における「人口動向分析」と「将来人口推計」の基礎っぽいこと。

 「地方人口ビジョン」と「地方版総合戦略」策定の前提となる人口動向分析や将来人口推計を行うにあたり、「人口分析」や「人口推計」等の基礎について説明します。

 ちなみに、当ブログ、いちおう、「札幌のマーケティングについてホニャララ」書くブログですが、最近、マイブームなので、しばらくこのネタ続きますので。

1.人口変動の三要素


 まず、「人口変動の三要素」について。ざっくり言うと、「人口が増えたり減ったりするのは、下記(1)〜(3)の要因に分けられるよ」ってことです。こんなにライトでフランクには書いてませんけどね(笑)
 移動に関しては「転入」と「転出」に分けられ、「転入>転出」だと「転入超過」、「転入<転出」だと「転出超過」ということになります。

    (1)出生:
    (2)死亡:
    (3)移動:
        −転入
        −転出

2.人口変動の三要素に影響を及ぼす属性


    様々なデモグラフィック要因が「人口変動の三要素」に影響を及ぼすと考えられますが、将来の変化を詳細に推計・予測するのは現実的ではありません。個人的には多大な労力をかけて推計した割には「あまり当たらないので無駄」だと思っています。
    ということで、政府資料にもありますが、一般には、男女・年齢別の人口を基礎として将来推計が行われることが多いそうです。一般的にいう「デモグラ(デモグラフィック:基本属性)」項目です。

    男女
    年齢
    配偶関係
    職業地域 などなど。



 上記の背景も踏まえ、政府資料では「コーホート(同時出生集団)要因法」による人口推計がおすすめされています。
 普段、広告代理店界隈における「コーホート分析」というと、「団塊ジュニアの現在における生活価値観は〜」的な使われ方が多いと思います。今回は統計分析界隈のお話ですが、根底の意味合いは同じかなと思います。

 若干、難しめですが、資料内に算出方法が記載されているので、次回は実際にやってみようかと考えています。

2015年2月28日土曜日

北海道庁の「女性の活躍応援自主宣言の募集」施策が面白い。

 先日(2015年2月13日(金))、高橋はるみ知事が定例記者会見で発表された
 「女性の活躍応援自主宣言の募集」が結構面白いかも。

 これは「地方創生」でも非常に重視されている「人口減少問題」の対策にもつながっています。道内の出生率を上げるためには、女性の「出産や育児のしやすい環境づくり」が非常に重要になります。この対策を地方行政だけでまかなうのは、道の予算や経済情勢を踏まえても大変しんどい状況です。

 よって、道内の企業や団体に対し、「幅広い分野で女性の活躍を応援してるよっ!」と応援メッセージを表明してもらい、大きなムーヴメントにしようというのが狙いです。

 <参照>
 〔配付資料:女性の元気応援メッセージ〕
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/file.jsp?id=789729

 〔配付資料:「女性の活躍応援自主宣言」の募集について〕
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/file.jsp?id=789732


「「女性の活躍応援自主宣言」の募集について」を見ると、意外に「縛りながない」ことが面白いですね。一部、「○年以内に、女性管理職を○名育成します」といった「時限・数値目標」が記載されたものもあるのですが、「社内会議の中に女性社員を参加させ、意見を反映させます」といったどの企業でも当然行っているものでもOKっぽいです。

 やや大掛かりな道庁との協業だと「包括連携協定」等もありますが、世の中へのインパクトが大きい分、「コミットした内容がちゃんと可視化出来るようにしてね」といったお願いもされるので、最終的に後退りしちゃったケースも耳にしたことがあります。

 今回の「女性の活躍応援自主宣言」はそういったハードルは低そうなので、ぜひ、道内企業や団体さんが積極的に手を上げてほしいものですね。

2015年2月27日金曜日

子どもを「ネットリスク」から守るために国と民間が考えること。

 昨年から大学生・高校生向けに「ネットリスク啓蒙講座」なるものを展開しています。
TwitterやLINE等で頻発する「炎上騒ぎ」等から一人でも多くの若者を救えればと思い継続しているのですが、今年も札幌市内にある幾つかの学校で実施する予定です。

 そんな中、メディアの方からも取材を受けることもあるのですが、個人的には以下のような論旨で本取組みについて考えています。















 

 

 <学生による携帯電話使用のルール設定について>

実はメディアさんから「札幌市内の高校で生徒が自主的にスマートフォンの利用ルールを設定する動きがあるが、どう思う?」とインタビューを受けたのですが、結論としては「いいこと」だと思っています。

 ただ、「ルール設定の必要性」だけに着眼するのではなく、おそらく本質的な目的があるかなと思っています。それが「生徒の将来を守る」ということ。
そのための手段として、「ルールの設定」や「警戒意識の啓蒙」 があり、それぞれに主体となるグループがあるという考え方です。

 細分化すると「ルールの設定」は生徒さんが主体的に行い、学校や保護者がサポートする運用が理想かなと。ただ、学校は勉強をする場所。携帯電話に夢中になるあまり学業が疎かになった結果、将来、進学や就職で生徒達が不利になる環境を大人として作ってなりません。

 その点は、踏まえつつ、継続的にルールを定着化させるためにも、携帯電話を使用する主体である生徒が中心的にルール作りをすることは好ましい進め方だと思っています。


<ネットリスク警戒意識の啓蒙について>

一方、「警戒意識の啓蒙」についてです。
生徒は大人と比べ人生経験が浅く「ちょっとした悪ふざけ」のつもりでSNSにアップした内容が多大な社会的制裁を受けるリスクの大きさ等を認識していない傾向が我々の調査からも見受けられます。

 故に、学校や保護者がネットリスクに対する警戒意識をしっかりと持たせる啓蒙活動を行うべきだと考えています。


<本件に関する潜在的な取り組み課題について>

あまり顕在化されていませんが、個人的には潜在的な取組み課題があると感じているので言及します。論旨としては以下のとおりです。





















 簡単に言うと、本件の対応について、「保護者・学校」だけに任せるのは相当厳しいと思います。
実際、某市の教育委員会の方や現場の先生に伺うと、「あまりにもネットや仕組みの進化するスピードが速く、キャッチアップするのだけでも大変。生徒に教えるなんて自信も余力も無い・・・」といった感じです。

 こういった点も踏まえて、「国・行政・民間企業」も含めて、中長期的な視野に立って総合的な取組みをする必要があると感じています。僕自身も日常業務の傍らで携わっており、まだまだ微力であることは自覚していますが、学生の将来のためにも出来る限りのことをしたいなと考えています。