※『人工知能』と紹介されることもあるが、IBMはワトソンを、自然言語を理解・学習し人間の意思決定を支援する『コグニティブ・コンピューティング・システム(Cognitive Computing System)』と定義している(Wikipediaより)
分析の常識が変わる?「Watson Analytics」すげー!!
http://sapporomkt.blogspot.jp/2016/01/watson-analytics.html
「Watson Analytics」って「データ・ビジュアライゼーション」に最適カモ。
今回も前回の続きです。「グラフ化」に絞った使い方でご紹介します。作業自体は殆ど前回と同じなので、Google Analyticsの初歩レベルの使い方が出来る方なら誰でも出来ちゃいます。
1.Google Analyticsから「アフィニティカテゴリー」と「オーガニック検索キーワード」を採取。
よく分からない方は、「レポートとヘルプを検索」ボックスで上記単語を含んだ検索を行ってください。ちなみに、どちらのデータも最終行に列の合算値が入っています。そのままでも動きますが、グラフの形が崩れるので削除してください。
<アフィニティカテゴリ>
<オーガニック検索トラフィック>
2.データをアップロード。
詳細は前回エントリーをご覧ください。普通にCSVファイルを選択するだけです。下記画像ではデータ集計後のデータも表示されています。
「DATA SET CSV」がアップロードしたデータ、「EXPLORATION」が分析後のデータとなります。
3. データセットをクリックし、分析メニューを選択。
これも基本的には前回と同じです。試しにプロット図を選択しました。グラフ上部にある「新規ユーザー」や「平均セッション」の文言がプロット図のX軸・Y軸に相当しますので、お好きなデータ項目を選択すれば瞬時にマップも切り替わります。下記は、直近3ヶ月間で僕のブログにアクセスされた方のアフィニティ(好み・関心事)データをプロットしたものです。「新規ユーザー数」では「DMO」が圧倒的に多いのですが、「平均セッション時間」では「(鶴雅)定山渓 森の謌ランチ」が長いことがわかりますね。
今度は、同じ期間における「オーガニック検索キーワード」をタイル表示してみました。普段、このようなアウトプットはしないのですが、インパクト狙いで使ってみるのもアリですね。
もちろん、ベーシックに縦棒グラフも出力可能です。
また、今回掲載した画像は全てキャプチャをしたものですが、PDF・画像ファイル出力やメール送付などもボタン一つで出来ちゃいます。 Excelでグリグリマップ化するのは面倒なときにこのようなツールで情報共有するのも楽効率的でいいですよね。
いかがでしたでしょうか。「Watson Analytics」を分析システムというよりは、「データ・ビジュアライゼーションのツール」として活用するのもアリな気がしませんか? Google Analyticsだとちょっと手間がかかるWEB分析もこの仕組みを使えば短時間で知見を導き出せるかもしれませんね。
<「Watson」関連のエントリー>
いま話題のIBM「Bluemix(ワトソンくん)」が「老人と海」をサマったら。
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/11/ibmbluemix.html
分析の常識が変わる?「Watson Analytics」すげー!!
http://sapporomkt.blogspot.jp/2016/01/watson-analytics.html
0 件のコメント:
コメントを投稿