2015年4月25日土曜日

札幌市の観光データを「地域経済分析システム(RESAS(リーサス))」で見ると・・・

 ネット界隈で話題沸騰中の「地域経済分析システム(RESAS(リーサス))」。
当ブログでも過去2回紹介していますが、他のエントリーよりもアクセス数が多く、本当に皆さん注目しているのだなぁと実感しています。

(速報!!)「地域経済分析システム(RESAS(リーサス))」がリリース! http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/04/resas.html

札幌市の人口データを「地域経済分析システム(RESAS(リーサス))」でゴニョゴニョしてみた。 http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/04/resas_23.html


 当システム、自治体関係者を除く一般ユーザーは「人口マップ」「観光マップ」「自治体比較マップ」メニューが利用できます。今回は「観光マップ」メニューをご紹介しますが、以下用語の定義だけ先に。

・滞在人口:
 特定の地域(場所)に対し、2時間以上滞留した人の集積値のこと。
・流動人口:
 滞在人口と、特定の地域(場所)に対し2時間未満で滞留した人の集積値を加えたもの。

 どちらも短期で移動する人口のボリュームを表すものです。札幌界隈で当該機能の特徴をわかりやすく伝えるために、「平日/休日で人の流れが変わる場所」「短時間で人口が集まる場所」を念頭に置きながらエリアを検討した結果、「北大・札幌競馬場近郊」を選定しました。

 真ん中が北大、左側が札幌競馬場です。
札幌夏競馬は8〜9月開催で、他の競馬場含めメインレースは土日15時台に集中します。休日における人口メッシュを見ると赤くなっているのがわかりますね。

<メッシュ分析(流動人口):平日 2014年8月15時>

<メッシュ分析(流動人口):休日 2014年8月15時> 

 続いて、「札幌市中央区」に域外から流入してきた滞在人口をアウトプットする「From-to分析」。
上段が「都道府県」、下段が「市区町村」からですが・・・うーん、よくわかんね(笑)
うにょうにょアニメーションで動くので、それだけ楽しんで頂けると良いかと。



上記画面右下にある「グラフを表示」ボタンを押した結果です。こっちの方がわかりやすいですね。
「都道府県→札幌市中央区」への滞在人口を「平日/休日」で比較すると、「千葉県」からの流入が休日は半分程度になるのですね。成田空港からの航空便の影響でしょうか?



 続いては「滞在人口率」です。比率の定義は以下のとおりです。
 滞在人口率=滞在人口の合計 / 国勢調査の人口

画面右上で「北海道 札幌市中央区」を選択した後なのですが、何故か画面が切り替わらない・・・。他の画面にあった地図拡大ボタンもないので、おそらくこういう仕様なのでしょう。


 上記画面右下の「グラフを表示」ボタンを押すと、下記グラフがアウトプットされます。
うん、こっちのほうが見やすいですね。ちなみに、札幌市中央区でみると、1月〜12月にかけて綺麗に右上にグラフが推移するのも興味深いですね。


こちらは「時間別推移」。出勤時間(朝6〜9時台)にかけて平日と休日の流動人口がはっきりわかれるのも面白いですね。


 「観光マップ」メニューのご紹介は以上です。
 先日記載した「人口マップ」メニューの方もよろしければご覧ください。

札幌市の人口データを「地域経済分析システム(RESAS(リーサス))」でゴニョゴニョしてみた。 http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/04/resas_23.html

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