※文字通り、「北海道が管理する空港」であり、空港法上は、「地方管理空港」に分類されます。先日発表された「北海道空港株式会社」を中心としたコンソーシアムによる「道内7空港一括民営化(コンセッション)」の対象空港にも、今回の試算対象である「女満別空港」が含まれています。
当資料内にある「営業損益」の数値データをグラフ化してみたのですが、改めて見ると結構インパクトがありますね。特に、我が実家の北見市の最寄り空港:女満別空港の収支が厳しいのですね。
ちなみに、上下一体(上記グラフのC)の経年トレンドを見ると、年々厳しくなっているようです。
一般的に、コンセッションの一つの狙いは、「下部(空港インフラ:滑走路や航空管理塔など)の管理」と「上部(運行・運営:空港内レストランやテナントなど)」の上下一体運営を進めることで、上部の利益を下部に充てることと言われています。ただ、地方の乗降者数が少ない空港は、上記数値でわかるように単体で下部を押し上げるのは厳しいため、今回の道内空港コンセッションにおいても、他の主要空港との連携(マルチゲートウェイ戦略の推進など)が重要になるのでしょうね。
<北海道内7空港における進捗状況:国土交通省>
北海道内7空港の優先交渉権者による提案概要
これからもいろいろ勉強してみようかと思います。
ご参考:その他エアライン関連エントリー
https://sapporomkt.blogspot.com/2019/08/psfc.html
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