最終的には、下記のようなアウトプットが数クリックで作成可能です。
「AIモデル」と聞くと、「うわっ、難しい!」と思うかもしれませんが、本当に、本当に簡単に作成できます。
前回までの経緯については、下記エントリーをご覧ください。
SPSS Modeler flowのモデルをWebサービスとしてデプロイする
https://sapporomkt.blogspot.com/2019/07/spss-modeler-flowweb.html
※本エントリーは、私、小田一弥が一個人として勉強を兼ねて記載したものです。私の勤務先である日本アイ・ビー・エム株式会社の見解・見識ではない、個人としての記載内容としてご覧ください。
AIモデル作成までの手順
前回までの作業で、Watson Studioの「Data Refinery」で加工したデータがData Assetsにあると思うので、そちらを使って頂いても大丈夫です。
私の場合、データ加工後、ファイル名を指定せずに保存したため、「xxx.csv.xxx.csv」のようになってしまい、「AutoAI」のRunがStopしたので、リネームしたものをアップロードし直しています。
2.「AutoAI」を追加
右上の「Add project」から「AutoAI」を追加してください。
前述画面からCreatを押すと下記画面になるので、「Asset name」にお好きなAIモデル名を入力してください。
4.Assetを選択する
画面上は、ちょっと裏に隠れてしまっていますが、「Select from project」からAssetを選択してください。
5.予測したい変数を選択する
予測したい変数(目的変数)を選択します。今回は、クルマの受容性である「Class」を選びます。
なお、予測したい変数が「Binary Classification(二値分類)」であれば、このまま進んでOKですが、Classのフィールドは値が4種類あるので、「Edit prediction」を選んでください。
6.「Multiclass classicifation」を選択する
「Prediciton type」で「Multiclass classification」を選択してください。「Optimized metric」はそのまま「Accuracy」でOKです。
7.「AIモデル作成」を待つ
前述画面の「Apply」を押すと、なんと、もう、AIモデル作成がスタートします!
ナニコレ、簡単過ぎるっ!
8.AIモデルを保存する
5分程度待つと、作成されたモデルが表示されるので、「Save as model」を押して保存してください。
なお、「Pipeline」をクリックすると、モデルの詳細を確認することができます。
作成したAIモデルは、WEBサービスとしてデプロイも可能です。
一階層上(Project)にリンクで移動すると「Models」に先ほどのAIモデルが表示されるので、Deployしてください。
また、作成したPipelineからAIモデルの精度に関する情報も確認可能です。
今回も相当長いエントリーになってしまったので、Deploy後のテストなどは省略しましたが、Qiitaなどにjsonの記載内容なども纏まっていますのでご興味ありましたらお試しください。
ご参考:その他のWatson関連エントリー
SPSS Modeler flowのモデルをWebサービスとしてデプロイする
(無料)Watson StudioでSPSS Modeler flowの決定木を動かす
(Watson)Personality InsightsのJSONをR言語でパースしてみた
Watson Studioの「Data Refinery」機能で「馬の疝痛(せんつう)」データを眺めてみた。
https://sapporomkt.blogspot.com/2019/06/watson-studiodata-refinery.html
Watson AnalyticsとMeCabで「老人と海」を軽く可視化してみた。
https://sapporomkt.blogspot.com/2017/08/watson-analyticsmecab.html
Watson Explorerでディズニーの人気作品をテキストマイニング
http://sapporomkt.blogspot.jp/2017/04/watson-explorer.html
いま話題のIBM「Bluemix(ワトソンくん)」が「老人と海」をサマったら。
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/11/ibmbluemix.html
https://sapporomkt.blogspot.com/2019/06/watson-studiodata-refinery.html
Watson AnalyticsとMeCabで「老人と海」を軽く可視化してみた。
https://sapporomkt.blogspot.com/2017/08/watson-analyticsmecab.html
Watson Explorerでディズニーの人気作品をテキストマイニング
http://sapporomkt.blogspot.jp/2017/04/watson-explorer.html
いま話題のIBM「Bluemix(ワトソンくん)」が「老人と海」をサマったら。
http://sapporomkt.blogspot.jp/2015/11/ibmbluemix.html
0 件のコメント:
コメントを投稿