2018年1月27日土曜日

「尺度」のおさらい

SPSS Statisticsなどで尺度設定していると、「あれ、これってどっちだっけ?」と未だに迷うことがあります。
皆さんご存知だと思いますが、備忘録がわりにまとめておきました。

「4つの尺度」の定義と例

 データの尺度には、以下の4つがあります。
SPSSなどの分析システムにおいて、分析方法によって設定すべき尺度が異なります。

<質的変数>

1.名義尺度:
・測定値の間に順序も間隔もない尺度。単に測定値を区別するために用いる。
・測定値は、性質や属性を表すカテゴリ。
 ex.(性別)男性/女性、(購入経験)あり/なし、(好意)好き/どちらとも言えない/嫌い
   (好きな野球チーム)ジャイアンツ/タイガース/カープ/ドラゴンズ/DeNA/ヤクルト
     (職業)公務員/会社員/主婦(夫)/学生 等


2.順序尺度:
・測定値の間に大小または前後の順序はあるが、その間隔の大きさに意味はない尺度。
・人間の感覚によってつけられている値。
ex.(服の大きさ)S/M/L、(成績)優/良/不可、(震度)5/4/3/2/1、(賛否)賛成/どちらでもない/反対


<質的変数>

3.間隔尺度
・測定値の大小関係による「順序性」と、測定値間の「等間隔性」がある尺度。
・「順序性」は、気温の場合、10度より20度の方が暑いといった測定値の大小が判別できる状態。
・足し算、引き算が可能。
※ただし、20度の方が10度の2倍暑いとは言うことができない。
・「等間隔性」は、10度〜20度と、20〜30度の差は同じといった、数値間の差が等しいことが判別できる状態。
ex.気温、西暦、pH、評価点(0~100)、


4.比率尺度
・測定値間の「順序性」と「等間隔性」に加え、「等比性」がある尺度。
・「0が原点」であり、間隔と比率に意味がある。ほとんどの物理的測定値が該当する。
・例えば、時速10kmより30kmの方が早く(順序性)、時速10km/20km/30kmの間隔は10kmで等しく(等間隔性)で、10kmの3倍は30kmといった「等比性」もある状態。
ex.速度、重量、身長、時間、運動エネルギー

一覧表にまとめると、こんな感じです。

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